見た人が、”あたたかい気持ち””この人に頼みたいと思わせる”サイト作りを心がけています。

こんにちは!那須塩原市でホームページ制作の仕事をしている、岩波久雄です。

見た人が、”あたたかい気持ち”になるホームページは、ご自身の文章や写真を使ったものだ、という想いがあります。

なぜ、わたしが、社長さんの想いを大切にしている【ホームページ制作】の仕事をしているのか、聞いていただけますか?

「このトップページの上部の画像、こんな感じにしたいんだけど、岩波さんだったらどう思う?」

という会話を社長さんとよく交わします。

そういう時、わたしは、「ここは、○○さんのイメージならこうでしょう(笑)」と言える関係がとても好きです。

わたしは、社長さんと一緒に考え、お互いに考え方や想いをすりあわせることを、大切にしています。

たとえ時間がかかっても、社長さんが考えていることを具体的なかたちにしていくことが好きです。
出来上がったときに、社長さんご本人が「自分のホームページだ!」というよろこびと想い入れがあるからなんです。

想い入れがあると、「もっとよくしたい!」と思って、さらに相談していただけることが、わたしにとっては、とてもうれしいのです。

わたしが30歳のときに息子が誕生しました。生まれるときに、産道で詰まり、仮死状態で生まれ、脳性まひになりました。首から下は動かすことができず、言葉もしゃべることができません。

なぜ、わたしが、社長さんと考え方や想いをすりあわせることを大切にしているか、というと、わたしの息子のことがあるんです。

息子が小学一年の時、妻が、手足が不自由でも遊べるおもちゃやパソコンを研究している団体を、やっとのことで見つけてきました。妻が、その団体を「どうしても栃木県那須塩原に来て欲しい」と、那須塩原に呼んでセミナーを開きました。

息子は、言葉はしゃべれなくても、こちらが話していることは、すべて理解してくれます。セミナーの前日が、息子の8歳の誕生日。その団体の方々が、息子のために、首を曲げてスイッチを押すと、おもちゃの扇風機が動くものを作ってくれました。

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小学生の頃の息子

息子が、首を曲げてスイッチを押し、ケーキのローソクの火を消しました。

その光景を見たとき、わたしにもスイッチが入りました!「これは、いける!息子にも、たくさんの可能性があるぞ!」

それからは、息子に、字を覚えさせることを必死で考えました。まず、1文字でも意味のある単語から・・・
「へ、え、き、め、て」(屁、絵、木、目、手)。お風呂でも、「あいうえおシート」で教えました。

1日1mmの進歩を。時に後退。息子を信じて、繰り返しました。

わたしは、もともとパソコンや電気工作が好きだったので、息子が、自分で文章を打てるようなスイッチを作りました。首を曲げるとパソコンに字が打てるように。

最初にどの文章がいいのか、息子に聞きます。
「きょうは、うんどうかいがあったよ」
「きょうは、おいしいケーキをたべたよ」
「おとうさんのオナラは、くさい」

この中から息子に好きな文章を選ばせました。息子の表情を見ると、どれがいいのかわかるのです。それから息子が文章を打ち始めます。

1行1時間。

時には、途中で間違って全部を消してしまうこともありました。わたしが代わりに消したところまでの文章を打つと「自分が打たないとイヤだ」という顔をします。

時々、息子の気持ちをわかってあげられないときがあり、そういう自分が悔しく、つらかったです。

でも、「あの時わかってあげられなくて、すまなかった」と息子に言うと、
息子は、うれしそうに、「そうだったよ」という表情をします。

言葉を話すことができず、首しか動かすことができない息子を見ていると、長い時間をかけて、ちょっとずつ変化していくのです。その小さな変化とちょっとした表情の変化をいつも気にかけています。

この体験が、人は誰でも想いがあり、その想いを時間をかけてでもすり合わせていくことの大切さを知った原点です。

わたしがホームページを作る上でのこだわりは、オリジナルな素材を使うこと。

社長の写真、お仕事をしているところの写真、スタッフの写真、実際のお客様の写真、お客様の声、などなど。社長さんのキャッチ・コピーに込められた想いがいかに伝わるかを一生懸命考えます。特にTOPページ上部の写真は、その方の想いを聴いて、意味のあるページになるように一番時間をかけます。

素のままの姿、素のままの文章が、多少へたでも、多少かっこ悪くても、読む人をあったかい気持ちにさせてくれると、わたしは信じています。

また、そのようなホームページを見て、いいクライアントさんが集まると信じています。

社長さんの想いをホームページに表現する上で、自分の姿、会社の姿を正直にさらけ出していただける社長さんと一緒に仕事をすることが、わたしの一番のよろこびです。

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