Q&A
ここに文章ここに文章
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岩波さんがホームページを作る過程で意識していることはなんですか?
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そうですね。クライアントさんのその人らしさが出るのは、本音が出たときだと思うのです。その本音が出るには、友達のような関係にあるのが一番だと思うのですよね。そのために、まず意識しているのは、仲良くなろう!ということなんです。
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なるほど!友達のような関係になる、というのは、岩波さんらしい考え方ですね。ちなみに、仲良くなるために、なにかされていることはありますか?
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はい。毎月、手作り新聞を作っているので、それをまず送ります。わたしとかみさんの何気ない会話と写真で作ったものですが、わたしの失敗話に、くすっと笑っていただけると、一気に親しくなれますね(笑)
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おもしろいことされていますねぇ~(笑)ちなみに、どんなことを言われますか?
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ちょっと恥ずかしいですが、こんな感じです。
「岩波サンのレター、いつも、面白いですねぇ~
奥さんとの、やりとりが、読んでて最高です!
夫婦愛が、抜群につたわります、仲よ過ぎでラブラブ感がタップリで(笑)
読み終わると岩波サンに会いたくなりますね!
写真にそった、何気ない吹き出しは、もう笑うしかありません!(^^)!」
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こちらまで、楽しくなってきますね!こういう反応が出るようになると、友達のような関係になれる、と言う訳ですね。
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はい。こんなことを言われるようになると、クライアントさんからも、「今日は朝から山登りです!」「やっぱり、ヒグマが出たので、やめましたぁ~f^^;」というメールのやり取りができるようになるんです。
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ホームページを作る上で一番重要なことはなんですか?
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はい。それは、ズバリ<キーワード>です。その方の一貫性を貫くキーワードです。このキーワードに沿って、どのページも作ることを意識しています。
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なるほど。では、その<キーワード>は、どうやって見つけるのですか?
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はい。クライアントさんその人らしさが出るには、<プロフィール>と<お客さん事例>なんです。特に、<お客さん事例>の中に、その人の<キーワード>が潜んでいることが多いのです。
たとえば、札幌の外壁リフォーム専門のYさんの場合、お客さんがリフォームをしたいけど、そのお金がないので、借り換え提案をしているというお話が出ました。そこで、どうして、そういう発想になったのかを聞くと、こんな答えが返ってきました。Yさん
『最初は、訪問をいやがっていた奥さんから、ふと漏らした「子どもの教育費にお金がかかり、家がボロボロになってもリフォームするお金がない」という悩みをポロッともらされました。そのとき、何とかしたい!と思ったのです。「もうダメかもしれない」と諦めかけている奥さんのために、なんとかリフォーム資金を工面する方法を探しだし、奥さんの喜こんだ笑顔を見たいのです。独立してからも、その考えはライフワークのように変わらず、リフォームしたくても、 リフォーム資金を捻出できない方のために、借り換え相談をして、リフォームしたお客さんに喜んでもらうことがやり甲斐なんです。』
そこで、Yさんの場合は、「笑顔」がキーワードだな、と思ったのです。
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なるほど、なるほど。そうやって、クライアントとお客さんの関係を丁寧に、聞いていくことで、<キーワード>を見つけるのですね。<キーワード>が決まったら、次に決めることはなんですか?
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はい。次に決めることは、<肩書き(なにする人)>を決めることです。
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多くの方は、肩書きを決めようとすると、あれもできます、これもできます、と言いたがらないですか?
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はい、その通りです。そこは、ひとつに絞ることで、逆にいいお客さんが来るようになるのです。たくさんの間口があると一見いろんな仕事が来るように思われますが、ただ忙しいだけで、仕事に振り回されてしまうのです。
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岩波さんがホームページを作る上で、一番のこだわりはなんですか?
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はい。もともと、お客さんの素材(写真、絵など)を意味あるものにしたいと漠然と思っていました。それで、わたし自身の<キーワード>が、「想いが伝わるホームページ作成」に決まったことで、明確になりました。
それはなにかというと、クライアントの方の「等身大」の姿を大事にする、ということです。たとえば、社長の写真、お客さんとの写真、プロフィールなど。
かしこまった写真より普段の姿。
きれいな文章よりも多少文章がヘタでもその方らしさが出ている文章。そういう「等身大」の姿を見せることで、お客さんに、「想いが伝わるホームページ」ができると信じています。